エンジニアの男女比と女性が少ない理由

エンジニア＝男性の仕事というイメージを持っている方もいるでしょう。実際にエンジニアの男女比を考えた場合、9:1もしくは8:2という形で男性が多く働いている環境です。女性の割合が1~2割という背景には、エンジニアは理系の男性の仕事というイメージや労働時間の長さが関係しています。

発展を続けるIT業界は、エンジニアが不足していて残業や泊まり込みも多く発生することがあります。残業や泊まり込みで仕事をすることが多いと、女性が働きにくい環境になってしまいます。そのようなエンジニアにおける労働時間の長さなどの理由で、女性の数が少ない職種になっています。

しかし女性の割合が少ないといっても、エンジニアとして働く女性の数は年々増え続けています。女性のエンジニアが増えている理由の1つが、働き方の多様化です。正社員の仕事でも、働き方改革によって泊まり込みが発生しないように工夫されています。また、残業が少ない派遣社員のエンジニアとして働くという選択肢もあります。

また働き方の多様化によって、会社員のエンジニアではなく、フリーランスのエンジニアを目指す方も増えています。フリーランスのエンジニアは、自宅で好きな時間に好きなだけ働くことが可能です。

例えば子育て中の女性であって、自宅で好きな時間に仕事ができるフリーランスの働き方なら、エンジニアの仕事がしやすくなります。さまざまなスタイルの働き方が生まれたことで、エンジニアは性別を超えて活躍できるチャンスをつかみやすくなっています。